ハーブの勉強の為、種類別でまとめてみようと思います。まずは好きなハーブから。
●カモマイル/カモミール(かみつれ)
気分を落ち着かせたり、食べ過ぎ、風邪の引き初めによい。
子供の病気に幅広く使えるハーブ。
神経ストレス、感染症、胃腸の不調などに使われてきた。
カモマイルはたくさん種類があるがローマンカモマイルとジャーマンカモマイルの薬効が優れていて有名。
作用
鎮静効果、抗炎症作用、鎮痙作用、
香りと味
ジャーマンは甘く、ローマンはフルーティー。
主要成分
フラボノイド、クマリン、脂肪酸、シアン化水素グリコシド、サリチル酸塩誘導体、コリン、タンニン
おすすめのブレンドハーブティー
不眠:
リンデン、ラベンダー、バーム(レモンバームなど)
吐き気:
バーム、ジンジャー、ペパーミント
使用法
はちみつで甘みを加え、ストレスの多い神経過敏な子供に飲ませる。
カモミールのエッセンシャルオイルを数滴加えたマッサージオイルも鎮静効果を与えて筋肉痛を和らげる。食事前にチンキを数滴摂取すれば消化を助ける。
パワー
金運、睡眠、愛情、浄化
カモミール・ジャーマンの魔法としての使い方
心を落ち着かせて安眠できるインセンス(香)や、コールドロンと呼ばれる魔女の釜で煎じて魔法をかけた液体に使われる。お金を呼び込むのにも使われる。
カモミール・ローマンの魔法としての使い方
ローマンは金運を呼び込むのに使われる。ギャンブラーが煎じた液で手を清めて必勝祈願をする。安眠や瞑想のインセンスとしても使う。
恋人を魅了したいときは煮出し液を入浴剤として使う。
浄化や守護のハーブでもあるので敷地のまわりにまいておくと、呪いや魔術が解かれる。
育て方のコツ
ローマンカモマイルは耐寒性の多年草で20~30cmくらい育つ。
ジャーマンカモマイルは耐寒性の一年草で60~90cmの高さになる。
どちらもみずはけが良くてやや肥沃な砂質土が理想的。
夏の暑い日に開花時に収穫するのが良い(花にオイルが一番詰まっている)
カモマイルは蚊よけになり、益虫である草かげろうを引き寄せる。
所感
苗を買ってきて植え替える前、日向に置いていたらすぐに茎と葉がくたっとしおれかけて焦りました。すぐに水をあげて日陰に移したら復活。
寝る前に毎日ブレンドハーブティーを飲んでいるんですが、毎回ローマンの花を3粒程加えて飲んでいます。確かにリラックス効果があると思います。
乾燥ハーブのカモマイルとしては、ローマンよりジャーマンの方が一般的で値段もリーズナブルな印象を受けます。私は乾燥ハーブとしてはローマンの方が好みです。
生花としてはジャーマンも好きです。
カモマイルとカモミール、呼び方が二通りあるけれどハーブティーから入った人はカモミールの方がなじみあるのではないかと思います。